北面設置の太陽光発電はどうよ?

南向き0.5寸等の緩勾配の屋根や10寸の急勾配の屋根でも、最適な30°(6寸勾配)から効率があまり落ちないソーラーフロンティアに代表される「薄膜系」の太陽光発電のパネル。

 

ふと思ったのですが、北面の緩勾配の屋根につけるとどうなるんでしょう?

 

シンプルなデザインが好みで、樋がでてくるのがデザイン的に嫌で北向きに屋根(で北に樋)をとるケースもあると思います。

 

で、シミュレーションしてもらいました。

 

↓北面設置4.4KW(0.5寸勾配)

 

 

北面設置した場合、年間の発電量は4912KW

 

↓南面設置4.4KW(0.5寸勾配)

北面設置した場合、年間の発電量は5115KW

 

同条件 真南と真北の差ですが 真南だと5115kw、真北で4912kwh。

 よって 5115-4912203

 年間 発電量の差203kwh ( 約4%ほど)のダウンですね。

 

 

203KW×24円として、年間約5000円の差です。

といっても、4912×24円として年間117,999円分発電するので、メリットはあるのかもしれませんね。

 

<追記>

北面設置の場合、反射光の先に問題を起こさないかどうか十分な検討が必要です。

くれぐれもご注意ください。