省エネ住宅や耐震ばかり興味があるかと思われているかもしれませんが、意匠建築家のほうやミッドセンチュリーの建築や家具もとても興味があります。
今、四国新聞では丹下健三氏設計の県庁についての顛末の記事が連載されていますね。
日本エコハウス大賞2017授賞式に出席するために東京に行った際、国立新美術館で開催されている「安藤忠雄展ー挑戦ー」を見てきました。
平日にも関わらず、大勢の人でにぎわっており、展示には人だかりができていてじっくり見る感じではなかったです。
(不人気?の実施図はゆっくりみれました)
やはり見所の一番は「光の教会」の1/1原寸模型(?)の展示でしょうか。
現物の工事費の倍以上かかったとか?!
本物ではガラスが入っていますが、展示は何も入っていません。
安藤さんはいれたくなかったとのことですが、牧師さんからの反対でなくなくガラスをいれたそうです。
斜めに突き刺さっている壁、とてもダイナミックです。
そこから漏れてくる光もとても素敵でした。
個人的に一番よかったのは出世作の「住吉の長屋」の実施図を見れたことです。
※画像は安藤忠雄展HPより頂きました。
図面の量と書き込みの多さに、設計者の建物に対する強い思いを感じました。
セパ割り、図面に全て記載されているんですね。
ビックリしました。
家具や階段等も納まりの指示がとても細かい!
本当に行ってよかったと思える展示会でした。
たまたま安藤さんのギャラリートークを聞くことができましたが、75歳を超えてガンで内臓がほとんどないにも関わらず、衰えを知らないモチベーションや好奇心、行動力にはとても勇気付けられました。
いつまでも挑戦しないとあきませんね。