善通寺のパッシブハウスクラスのお家が2月に入ると上棟をむかえます。
基礎の型枠が外れ、とてもキレイな迫力のある基礎が姿を現してくれました。
壁200m、屋根300mmの断熱をします。
換気は久しぶりに調湿の出来るデシカを採用しました。
サッシはトリプルガラス木製サッシを使用します。
お施主さまの要望で、メンテナンス性を考慮して基礎高は700mmとしています。
いつもは基礎外断熱ですが、今回は基礎内。
外断熱の熱的なメリットとシロアリに対するデメリットを天秤にかけて、内側に断熱することとなりました。
もちろん、立ち上がりと基礎床面全面に100mmの「防蟻」断熱材を敷き詰めます。
シロアリが床下に侵入したら、基礎内で断熱材が食われる事例があるからです。
普通は防蟻タイプは使いません。
あわせて、ホウ酸による全構造体処理をして耐久性を高めています。
ということで、久しぶりの基礎打ち放し仕上げ!
とてもキレイなよい仕上がりです。
打ち継ぎには防蟻コーキングをします。
木造では見られないゴツイ金物が・・・・
木造ラーメン構造の門型フレームのための金物です。
南面をほとんど開口部ながら、ラーメン構造を採用し、許容応力度計算を行い耐震等級3を取得し安全性を確保しています。
上棟が本当に楽しみです。