「住宅貧乏」から脱する6項目~パッシブハウスジャパン理事松尾さんの記事

暑い日が続きますが、皆様くれぐれも体調にはお気をつけくださいね。

現場の方も、よろしくお願いします。


日経ホームビルダーの松尾さんのコラム「脱!なんちゃって省エネ住宅」。

いつも楽しみにしていて、全部保存版にしています。


業界向けの雑誌で実務者に警鐘を鳴らしているわけですが、それをご紹介させてもらいます。


今回はナカナカ衝撃的なタイトル「住宅貧乏から脱する6項目」


先日、お客さまとライフプランを立てていたときのお言葉

「将来の資金が心配なら、性能をあげとかないとダメなんですよね!」


そのとおりでございます!

そういう内容が、理論立ててわかりやすくかかれてありました。


さて、まずこの2項目が予算的にクリアできないのであれば、戸建ては建てないほうがいいとのこと。

ワタシも同感です。老後や健康のためにもリスクが大きく、初期コストも大きくないです。



次世代レベルの断熱材は確保しましょう。

問題はマドです。

一般的に使われている一つ星★のペアガラスのアルミサッシは暑くて寒くて結露も発生してしまいます。

具体的には最低でもペアガラス樹脂サッシ(アルゴンLOW-Eガラス)が最低ラインです。


ちなみに、その差額は30万円程度。


松尾さんによると、30年のランニングコストでは270万の差になるとのこと。


30万のために270万お金を捨てているようなものですし、将来持っているお金が大きく変わってきます。

資金に余裕がないため建築費を節約したために、更に資金に余裕がなくなるという悪循環に陥ってしまいます。


具体的な商品(日本製)をあげますと

エクセルシャノン社 シャノンウィンドウⅡ

YKK-AP社      APW330

          ※樹脂スペーサを選んでくださいね

リクシル社     エルスターX 




将来の資金に不安があればあるほど、上記の①②に加え③~⑥項目を満たすように家造りをして、光熱費を落とさないといけないとのこと

おっしゃるとおりです。



収入がたくさんあれば、(地球にやさしくないですけど)エネルギーをたくさんつかって冷暖房したり、お湯を沸かしたりできます。

高効率な機器を導入して、「無料の」太陽エネルギーを利用しましょう。

 

暖房のために働く人生・・・イヤですよねぇ。


更に震災以降は電気料金は上がり続けています。

皆さん実感されていると思いますが・・・・更に差が広がるわけです。

 


図2 電力会社10社の電気料金の平均単価(画像をクリックすると拡大)。「電灯」は家庭向け、「電力」はオフィス・工場向け。出典:資源エネルギー庁(電気事業連合会の資料などをもとに作成)

全国的にはましなほうですが、モチロン四国電力も値上げされています。

図1 電力会社が東日本大震災後に実施した電気料金の値上げ(画像をクリックすると拡大して付随する情報も表示)。出典:資源エネルギー庁

簡単に紹介しましたが、詳しいことを知りたい方はぜひお問合せください。

ワタシも肝に銘じて実務に励みます。