住宅の2020年問題?!省エネに関心のある業者にとっては既にクリアしているので全く問題ないのですが、取り組んだことのない建築業者にとっては大問題の省エネ基準義務化。
国土交通省から社会資本整備審議会への諮問の結果として平成27年1月付け「今後の住宅・建築物の省エネルギー対策のあり方について」という第一次答申書が発表されました。
その中で「住宅・建築物の省エネルギー対策に関する工程表」という形で最新の住宅省エネ化のロードマップが明るみに出ました。
内容は今までと変化はなく
2020年に現在の省エネ等級4(次世代省エネ基準)が義務
建築確認に外皮計算や一次エネルギー計算書が必要になるのでしょうね。
2030年に新築住宅でZEH(ネット・ゼロエネルギーハウス)が平均を実現。
数字では香川の6地域では
2020年にUa=0.87が義務
2030年にUa=0.6が平均
ということです。
残念ながら、現在の等級4の適合率は約半分。
ハウスメーカーは仕様規定かもしれませんが、ほとんど適合していると思われますので、工務店は・・・・
現在の最高等級である”4”では十分とはいえません。
今、現在からでも全てのお家が等級4をクリアするように、国や建築会社からではなく、住宅取得者から「等級4以上で」という形で仕様を指定していくのもいいと思います。