マグラムダ34登場! 高性能グラスウール32K パッシブハウスの断熱工事

本日はあっという間に夏至、上棟以来ブログの更新が滞っていて、スイマセン・・・

その間にも、現場は順調に進んでいっています。

 

屋根の一層めの断熱材が入りました!

 

 

暑さは105ミリ(10.5センチ)、この下に更に2層入って最終的には合計315ミリ(31.5センチ)!になります。

次世代=省エネ等級4レベルでは、10センチ程度ですかね。

 

ここにもパッシブハウスレベルの求められている断熱性能の高さが現れています。

 

 

使用している断熱材は、マグイゾベール社製の「マグラムダ34」!

これも香川初上陸?

 

いわゆる高性能グラスウール32Kと呼ばれるものです。

熱伝導率(λ)が”0.034W/㎡K”

 

香川で通常使われている

グラスウール16Kが0.045

  同   10Kが0.050  

です。

つまり同じ厚さだと、マグラムダ34は10Kに比べ1.5倍暖かいということです

 

ちなみに

セルロースファイバーは0.037

現場発泡ウレタン(アクアフォーム、アイシネン等)は0.034

ほぼ性能は同等です。

 

持ってみても、ふにゃーってならずにとてもシッカリしていて、密度が高い様子がうかがえますね。

ちなみに、大工さんを悩ませてきたチクチクもましに・・・・

 

今まで、諸悪の根源のように思われていたグラスウール、ロックウール等の繊維系断熱材。

技術の向上で、断熱材が落ちたり、壁の中の結露を起こしたり、断熱性が低かったりということが解消され、安価で地球環境に優しいな繊維系断熱材を使いやすくなってきています。