常小春の家~パッシブハウス基準を満たすために使用するトリプルサッシの紹介シリーズ。
エクセルシャノン社のトリプルシャノンⅡの第2回目です。

日本は建物を建てるときに使う窓の最低基準がないという、珍しい国です。
EU圏内はもちろん、中国やお隣の韓国でも存在します。
しかし、日本でもエアコン等の家電と同じで、省エネの断熱性能の表示制度があります。
星が多いほど性能が高く、四つ星が最高等級です。

現在、ペアガラスのサッシが当たり前の時代になりました。
しかし、使われている窓の約70%が☆一つの熱貫流率が4.65のものです。
紙1枚の熱貫流率が6.51なので、残念ながら・・・・の性能です。
(熱貫流率は数字が小さいほど性能が高いということです)
最高等級の四つ星は2.33以下です。
実はこれも高い性能ではありません。
例えばドイツの最低基準が1.3、フィンランドでは1.0であり、日本の最高等級でも使用できないものがほとんどです。
お隣の韓国は最低基準が1.6~3.4であり、日本の一つ星サッシは使用できません。

比較してみると、シャノンの樹脂トリプルサッシの性能のよさがよく分かると思います。
日本の最高基準より2倍性能がよく、だいたいヨーロッパの最低基準くらいというのが事実です。
ちなみに、ペアガラスでも四つ星のサッシは存在します。
ガラスの空気層が12mm以上のもので、枠は樹脂か樹脂とアルミの複合タイプになります。
樹脂とアルミの複合タイプで、だいたい2.33くらいです。
(LIXIL SAMOSやYKKエピソード等)
次世代レベルのお家だと、約半分の熱が窓から逃げていきます。
窓の性能アップはとても効果的です!